FXの公式サイトなどで必ず目にする「スプレッド」という言葉。これは通貨の「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の差を指し、投資家にとっては実質的な「取引手数料」にあたります。
例えば、米ドル/円のレートが「買値:150.002円 / 売値:150.000円」と表示されている場合、その差である「0.2銭」がスプレッドです。1万通貨の取引を行う場合、コストの計算式は「スプレッド × 取引数量」となり、このケースでは「0.2銭 × 10,000 = 20円」がコストとして発生します。
一見、数十円という小さな金額に見えますが、取引回数が増えるほどこの差は大きく響いてきます。特に、1日に何度も売買を繰り返す「スキャルピング」や「デイトレード」を行うスタイルでは、スプレッドのわずかな差が年間の収支を左右するといっても過言ではありません。
FX会社によっては、特定の時間帯にスプレッドを縮小するキャンペーンを行っていることもあります。コストを賢く抑えるためには、原則固定でスプレッドが狭い口座を選び、無駄な支出を減らす意識を持つことが重要です。
